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弊社には年間約4,500台を超える入庫があります。その中において、技術力が光る事例を紹介します。
吉田自工のFacebookページでも随時入庫車両を紹介していきます)
事例
事例
左フロント部分足回りを中心に広範囲に破壊されています。こうした、鈑金作業+足回り再構築は、鈑金部門と整備部門が連携できる弊社には得意とする仕事です。なぜなら、ボディの修正だけでなく、正しく足回りを組み付けないと、それこそ真っ直ぐに走らなくなるからです。
弊社では、検査ラインや補助的な計測機器を利用することにより、ボディと足回りを保安基準に納めながら完全な修復を行いました。
作業前
左フロント足回りに強い入力があり、タイヤ、サスおよびアーム類、サイドメンバー、左前フェンダーまで、破損しています。
作業風景
鈑金部門はボンネットやフェンダー部分の修復、整備部門は足回り部分の組み直しと、並行して作業を行います。
作業完了
当たり前ですが、新車同様の佇まいです。修復された車両と判別するには、プロの目が必要なレベルです。

事例
事例
右後部、クウォーターパネルとバンパーが破損しています。格安の鈑金工場に持ち込むと表面再現を怠り、パテ埋めで行うか、広範囲にパネル交換をすることがありますが、弊社では鈑金作業を中心に肌を再現しております。また、レクサスの様な難しい3コートパールについても、写真のように高品質な仕上がりとなっています。
作業前
右後クウォーターパネルを中心に、バンパーが破損しています。バンパーは取り外して、交換となります。
作業風景
クウォーターパネルに鈑金作業を施し、肌の再現を試みます。パテは元の肌にカーブを近づけるために、薄く、広く塗ります。
作業完了
レクサス車や高級車のパール塗装は再現が難しい塗装の一つですが、
写真の通りに未施工部分との違いが判らない仕上がりとなっています。

事例
事例
かなりの広範囲にサイドパネルが凹んでいますが、オーナー様の意向もあり、サイドパネルの交換を行わず、鈑金作業にて肌を作る方法で修復を試みました。このような高度で広範囲に及ぶ修復は作業者の能力次第で、実施不可能な工場が多くなっております。しかし、年式相応な修復を行うためには必要不可欠な能力の一つだと考えています。
作業前
右サイドパネル、ドア付近に大きな凹み、加えて周辺部にエクボ(小さい凹み)が多数見られます。凹みを「戻す」ためのスタッド溶接機が見えます。
作業風景
鈑金作業にて凹みを戻した後に、肌を再現するためにパテを広範囲に薄く塗ります。この際に、同パネル内の小エクボなども一緒に直してしまいます。
作業完了
経年した車両においても、周辺のパネルと比べて違和感のない色再現となっています。

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